手根管症候群で
手の親指から薬指にかけてしびれているあなた
手先の不快感または感覚が鈍い
生活で困ることは床に落ちた細かいものが拾えない
洗濯バサミがうまく使えない
親指の付け根辺りの筋肉が痩せてきた
朝方に手がむくんでいるとひどく痛む
これは「手根管症候群」のことが多いです
なぜこうなるのか
主な原因は「正中神経が圧迫されている」からです。
正中神経は手首近くにあるベルト状の靭帯と骨に囲まれた空間(手根管)の中を通っています。
炎症で腫れている
循環不全によってむくんでいる
fasciaの粘性が高まって動きが悪い
という状況が手首の空間(手根管)の中で起きていることが多いです。
手根管症候群になりやすい人は?
- 更年期以降の女性
- 手首を骨折したことがある
- リウマチ
- 糖尿病
注意することがあります
手の症状と合わせて「顔がしびれる」「鏡で見たら唇や頬が下がって見える」ということはありませんか?このような場合は救急で病院での診療を受けることを強く勧めます!
●手根管症候群の診断があった場合、病院での治療は「薬」「装具」「手術」が一般的。
鍼治療による結果
私のこれまでの事例では
- 「指のしびれ 痛みの感覚の変化」
- 「循環の改善によるむくみの減少」
- 「神経の刺激が脳へ伝わり変化をもたらす」
という結果がありました。
親指の筋肉が痩せてしまった場合は回復が困難な傾向があります。
「薬を使いたくない」「手術はしたくない」という方は治療の選択肢としてぜひ鍼治療をお考えください。
これらのことは私が治療家として15年以上、臨床数述べ8万を超える事例の「失敗」と「結果」から判断しているものです。
(写真出典グレイ解剖学1918版)