「石灰沈着性 腱板炎」に心当たりがある方
◆ 夜間 眠っていたらこんなことありませんでしたか?
- 肩が突然痛み始めた
- 強烈な痛みで眠れなかった
- 痛くて腕が動かせなくなった
それ以来
- 1〜4週間「強い痛み」「症状の頻度が高い」状態が続く方
- 1〜6ヶ月間「特定の動作 角度で強い痛み」が続いている方
- 6ヶ月以上「肩が痛いけど我慢すれば腕は動かせる」状態が続いている方
◆◆ 「石灰沈着性 腱板炎」とは
少し解説しますと
40~50代の女性に多いようです。
肩の腱板の筋肉が集合する上腕骨の上端辺り
(大結節)にリン酸カルシウムという物質が蓄積して結晶化することがあります。
これが厚く膨らむに連れて痛みが増悪していきます。
さらに進行して関節周囲の膜を破ると、痛風のような強烈な痛みを発して炎症も伴います。
当然痛くて腕も挙がりません。
整形外科での一般的な保存療法は
- 「三角巾などで安静を保つ」
- 「消炎鎮痛剤」
- 「水溶性副腎皮質ホルモンや麻酔剤の注射」
- 「注射による吸引」などの処置が多く
経過によって - 「温熱療法」
- 「リハビリ」に進みます。
★ 私の今までの事例では 「痛み 症状の原因が100%石灰沈着性」だけ?
とは限りませんでした。
その他の要因として
- 筋肉 fasciaそのものに不全がある
- 肩甲骨を含めた動作のクセに不全がある
- もちろん腱板炎も併発していた
これら①〜③と「石灰沈着性腱板炎」
「全ての合計で100の痛み」
となっている事が多かったです。
ですので
- 整形外科での一般的治療とスポーツ鍼灸を併用する
- 一般的治療を一定期間おこなった後、残った痛み 症状にスポーツ鍼灸で進めてみる
ということもおススメの選択です。
★★ 「スポーツ鍼灸治療をした結果」
筋肉の不全
炎症 fasciaの環境
身体動作
が健全になるに連れて
①「痛みの感覚が変化する」
②「日常生活 運動ができるようになった」
③「脳へ伝わった刺激が神経を通して動作の変化をもたらす」
という結果がありました。
さらに運動療法を加える過程で
①「再発していない」
②「肩甲骨の動きが変化した」
③「 力が出せる角度が変わった」
という結果もあります。
★★★
「浅い ユルい鍼では変化がない」
「薬を使いたくない」
「一般的な治療でうまくいかなかった」
という方は
治療の選択肢として 当院の「スポーツ鍼灸治療」をお考えください
これらのことは私が治療家として15年以上
臨床数述べ8万以上の事例による
「失敗」と「結果」から判断しているものです。
(写真出典グレイ解剖学1918版)