肉離れになった場合どうすればいいの?

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太ももが痛いので病院でMRI検査した結果
「大腿四頭筋の肉離れ(損傷)」との診断

太ももが痛い「大腿四頭筋の肉離れ(損傷)」の患者さんに「痛みはどこに感じますか?」 

と聞くと
 
私の今までの事例では
 
「太ももの真ん中あたり」
「太ももの奥の方」
「太ももの付け根」
 
を示されて
 
日常生活では
 
「トイレでしゃがむと(蹲踞)ズキッと痛い」
「脚を真っ直ぐ伸ばすと痛い」
「階段がつらい」
 
スポーツ選手の場合は
 
「片脚で踏ん張ると痛い」
「走っていて膝が挙がるときに痛い」
「何度も再発している」
 
ということで困っている選手が多いです。

どうして「肉離れ」してしまうのでしょうか?

脚が痛いとなにかと困る
「大腿四頭筋の肉離れ」
 
「肉離れ」は
急激に筋肉が収縮した際
自分の筋力に自分の筋肉が耐えられず
ダメージを受けて部分断裂を起こしてしまうことです。
 
よって「肉離れ」は
スポーツ選手
筋力が強い
よくトレーニングをしている
こういう方ほど起こりやすいとも言えます。
 
①痛みはもちろん
②腫れ
③熱感
④内出血
⑤動作の障害
が起こる病態です。
 

負傷する経緯は

①「走る 止まる 曲がる」という場面が競技で多い
 
②キック練習(シュート 蹴り技)で
大腿四頭筋の使い過ぎ(オーバーユース)
 
③筋肉トレーニング中に負荷をかけ過ぎた
 
④ケア不足
 
⑤ウォーミングアップ不足
 
⑥股関節がうまく機能していない
 
⑦大腿四頭筋 ハムストリング 大腰筋 大臀筋など「前後 拮抗の筋バランスの不全」
 
⑧体内環境の不全(栄養不足 水分不足)
 
どれか心当たりはありませんか?
 
また「特徴」として
筋肉をストレッチした時の痛みで重症度がわかります。
主に3段階で評価することが多いです。
また
典型的な部分に圧痛がある
重症度が高いと筋肉の凹み(陥凹)がある
ということで判断します。
 
私が担当した事例では多かった件数は 
 
①ふくらはぎ
②ハムストリング(もも裏の大腿二頭筋)
③内転筋群(太もも内側)
④大腿四頭筋
⑤上腕二頭筋
など
 

あなたが「大腿四頭筋の肉離れ(損傷)」になった場合どうすればいいの?

①「 あなたはネットの大量な情報の中からどれを選択しますか?」

◯日で早期回復!

一瞬で筋肉が◯◯に!

優しい鍼で楽に〜

などなど安易な選択を勧める方法が見つかるでしょう。

あなたは選択できますか?

②「病院や治療院に相談しますよね?」

安静にしましょう

休み過ぎて甘やかさないように!

鍼治療していれば大丈夫でしょう

やり過ぎて依存しないように!

ストレッチで柔らかくしましょう

鍛えて強くしましょう!

今の自分の身体にはどれが大事なの??

このような問題を解決するには?

★「期分けされた治療プログラム」

これを提案しています。

これが私のスポーツ鍼灸治療の特徴です。

安静↔︎甘やかし

継続↔︎依存

柔軟性↔︎強さ

世の中の大量の情報から矛盾を解決する

治療プログラムを提案します。

①回復の期を分けた段階的な治療プログラムを立てます

②治療の結果つまり「あなたの身体の応え」

これを常に考慮して次回に活かしていきます

③鍼治療と手技で「じっくり丁寧」に進めます

④「ひびく鍼」

つまり解剖学的 生理学的に効果と変化のあるスポーツ鍼灸を提供しています

このように相互作用で連動するように進めていきます。

★★

私は炎症部位でも寄り添うように鍼を直接打って治療を進めています。

浅いユルい鍼は刺激が優しく受けやすいですが解剖学的 生理学的な変化が不十分だと考えてますので私はいたしません。

また慢性化した不全 炎症の場合炎症が治まったら終了ではなく

「日々練習をして自己更新できている状態」

これがひとつの区切りだと私は考えます。

私の場合簡単!すぐに!楽に!とはいきませんが

「患者さんと共に身体と向き合い」

治療を進めていきたいと考えています。

★★★

「浅い ユルい鍼では変化がない」

「薬を使いたくない」

「一般的な治療でうまくいかなかった」

という方は

治療の選択肢として当院の「スポーツ鍼灸治療」をお考えください

これらのことは私が治療家として15年以上の事例から得た「失敗」と「結果」から判断しているものです 

(写真提供グレイ解剖学1918版)
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