肩が痛いので効くツボはありますか?
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「鍼(はり)治療はツボ(経穴)に鍼を打つもの」だと思われていますが、私はツボ(経穴)には一切打っていません。
経絡(気の流れ)は見ていません。
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なぜかというと
「ツボ」「経絡」を基準にすると負傷 不全のある筋肉 神経に「鍼が全く届かないからです」
ツボの位置は
骨の突起から指◯本分
◯関節のしわの外端
というような計測を基に位置を特定します。
経絡(気の流れ)の存在は
体表から深さは2.3mm〜13.8mm(諸説あり)とされており非常に浅い位置となります。
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これらを基準に鍼を打つと
「解剖学的」「生理学的」に身体の変化が得られる理由が乏しいため私は辞めました。
患者さんが訴える痛みと解剖学的に関係の無い、かけ離れたポイントに鍼を打つこともしません。
★ 「私の鍼治療で出来ることは」
「負傷 不全のある筋肉 神経 fasciaに
鍼(はり)を直接打って健全にすること」です。
- 四十肩 五十肩
- 腱板損傷
- スポーツ障害(投球障害など)
- 肩の手術をした後の疼痛 不快感
これら「肩の痛み」は全て鍼治療の対象です!
- 痛みを感知する組織
- それを伝達する神経(自律神経を含む)
- 肩関節 肩甲骨を動かす筋肉
- 関節を支える腱板
- 肩甲骨の連動
それぞれの環境を健全にするため「鍼を直接打ち」相互作用で連動するように進めていきます。
★★ 「スポーツ鍼灸治療をした結果」
私のこれまでの事例では
「期分けした治療プログラム」を立て
「筋肉の不全」「炎症」「fasciaの環境」が健全になるに連れて
- 「痛みの感覚が変化する」
- 「腕が挙がる角度が変化する」
- 「脳へ伝わった刺激が神経を通して動作の変化をもたらす」
という結果がありました。
さらに運動療法を加える過程で
- 「姿勢が変わった」
- 「呼吸がしやすくなった」
- 「腕の力が出せる角度が変わった」
という結果もあります。
★★★
「優しい鍼でという浅いユルい鍼では変化がない」
「薬を使いたくない」
「電気治療ばっかりで…」という方は
治療の選択肢として当院の 「スポーツ鍼灸治療」をお考えください。
これらのことは私が治療家として15年以上
臨床数述べ8万以上の事例による
「失敗」と「結果」から判断しているものです。
(写真出典グレイ解剖学1918版)