「大腿神経」の神経痛と言われたのですが鍼は打てますか?
はい、打てます!
「大腿神経」の神経症状は鍼治療の対象です!
直接鍼(はり)を打って治療いたします。
●大腿神経の症状はグロインペイン症候群
(鼠径部痛症候群)の1つ。
- 鼠径部のズーンとした痛み
- 太ももの前面が重だるい
- 股関節を深く曲げると前が詰まる(屈曲)
このような「ズーンとする鈍い痛み」が多いです。
- 「腸腰筋や太ももの前面が疲労しやすい 張りやすい」
- 「腰や〜股関節が伸ばしにくいなあ」
- 「太ももの前が伸びなくなってきた」
という方は注意。
なぜかというと
「大腿神経」は腸腰筋(大腰筋 腸骨筋) 四頭筋との関係がとても深いためです。
初期の症状が現れた時点で早めに相談しましょう。
こんな場合は
夜寝ている時もズキズキ痛むことが1週間以上続いている…
鼠径部に「豆状のシコリ」が現れた!
こんな場合は病院での診察を最優先に受けるようおススメします。
●ドクターから大腿神経の絞扼性神経症の診断があった場合
病院での治療は「局所の安静」「薬」「運動療法」「電気治療」が一般的。
3ヶ月以上の保存療法でも効果がない場合はレントゲン MRIの検査で股関節の状態を確認しましょう。
「鍼治療をした結果」私のこれまでの事例では
大腿神経を「圧迫していた筋肉」や「fasciaの環境」が健全になるに連れて
- 「痛みの感覚が変化する」
- 「股関節の角度が変化する」
- 「脳へ伝わった刺激が神経を通して動作の変化をもたらす」
という結果がありました。
さらに運動療法を加える過程で
- 「股関節の力が変わった」
- 「力を出せる角度が変わった」
という結果もあります。
●「薬を使いたくない」
「電気治療ばっかりで…」
「ストレッチしてるけど…」
という方は治療の選択肢として
ぜひ「鍼治療」をお考えください。
●当院ではグロインペイン症候群の女性患者さんには妻のみゆき先生が担任いたします。
これらのことは私が治療家として15年以上
臨床数述べ8万以上の事例による
「失敗」と「結果」から判断しているものです。
(写真出典グレイ解剖学1918版)