「腹筋の炎症」でお困りのあなた
腹筋群の負傷はグロインペイン症候群
(鼠径部痛症候群)の1つ。
痛みの特徴として
- 腹筋の付着部(鼠径部)が痛い
- 股関節を締める 脚を閉じる(内転)と痛い
- もちろん押すと痛い
- そしてどこが痛いのかはっきりしない「痛みのポイントが不明瞭」なことです。
腹筋群を負傷しやすい人とは
- 走る 曲がる 止まるの「切り返し」
- 片脚のみを軸足にした「スイング」スポーツ競技でこのような場面の繰り返しによって負傷することが多いです。(サッカー ホッケー テニス 卓球 バレエなど
- 「股関節の使い方」に問題があって「走る」「曲がる」「止まる」という「基本操作」が実は不十分である
- 「ちょっと肉離れしたかな?」を繰り返している方は要注意ですよ。
初期の症状が現れた時点で早めに相談しましょう。
病院での診察を最優先にする場合とは
夜 寝ている時もズキズキ痛むことが
1週間以上続いている…
鼠径部に「豆状のシコリ」が現れた!
という場合は病院での診察を受けるようおススメします。
●ドクターから腹筋群損傷の診断があった場合
病院での治療は「局所の安静」「薬」「運動療法」
「電気治療」が一般的。
3ヶ月以上の保存療法でも効果がない場合は
レントゲン MRIの検査で股関節の状態を確認しましょう。
「鍼治療をした結果は」
私のこれまでの事例にて
「腹直筋 外腹斜筋」付着部の炎症が多かったです。
これらの酷使していた筋肉が緩むにつれて
「痛みの感覚が変化する」
「スイングできる角度が変化する」
「脳へ伝わった刺激が神経を通して
動作の変化をもたらす」
という結果がありました。
さらに運動療法を加える過程で
「軸足のブレが減ってきた」
「股関節の力が変わった」
という結果もあります。
●「薬を使いたくない」
「電気治療ばっかりで…」
という方は治療の選択肢として
ぜひ鍼治療をお考えください。
●当院でのグロインペイン症候群の対応
女性患者さんの場合は
妻のみゆき先生が担任いたします。
これらのことは私が治療家として
15年以上臨床数述べ8万以上の事例による
「失敗」と「結果」から判断しているものです。
(写真出典グレイ解剖学1918版)