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治療はエビデンス
試合はカオス(混沌)
治療コンディショニングで関わった選手の試合はやっぱり気になるものです。
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私を含め変わり者が多いこの業界…
東京オリンピックに向けて
トレーナーの価値を上げましょう!
って言うのに無料でむやみやたらと施術する輩…
施術後のチェックでフォームいいね〜
って言うけど一度も試合を観戦したことがない…
すごく股関節が柔らかくなったので使えますよ〜
って言うけど治療ベッドでいつも確認するだけ…
〇〇〇評価では〇点なので問題ありませんね〜
って結果はエビデンス任せ…
お前に何がわかるのか!って?
実際に私がこんなだったなぁという話です。
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当時は東京の大手スポーツ整骨院に勤務して
自分で集客したわけでもないのにアスリートや
チームを任せてもらってそりゃもうプロ気分。
〇〇選手を診てます〜って診るのは身体だけ。
結果を求められるプロアスリートの
その結果までは向き合っていませんでした。
口だけプロの「クチプロ」
20代後半こんなだった私に試合を見に来ないか?
と誘ってくれた学生キックボクシング部時代の先輩。
プロキックボクサーだった先輩を応援に後楽園ホールへ!
血まみれの死闘を観戦していたら
調子のイイ事ばかり言っている自分に
腹が立って腹が立って…
先日ラクビーWカップ日本vsアイルランド戦を観戦していたらふと思い出し身が引き締まりました。
ありがとうございます!
ある設定された条件の下で確率の良さそうな方を選んでいるだけでは試合には通用しない。
試合はこれがイイ!
鍼灸治療も事例と結果から解決策を提案する時は多い。
エビデンスは勿論重要
エビデンスの外にある結果も大事!
日々仕事の日常に
時々試合観戦という非日常に入ることで
私は中庸になれています。
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おまけ
たま〜にですが
選手 チーム関係者には内緒で観戦してます。
これは感情に振られないで試合を観るため。
(挨拶するとついつい応援に熱が入ってしまうので)
誰にも肩入れしないでボーッと観る。
純粋にその競技が好きになることがあります。